ワールド・ウォーZ (2013) : World War Z

マックス・ブルックスの同名小説を、ブラッド・ピットが自ら製作を担当し、映画化したパニック・スリラー。世界規模で急激に蔓延し、全人類を滅亡に誘う謎のウイルスと、それに立ち向かう人々の戦いを描く。ブラッド・ピットは人類の希望たる国連職員に扮する。監督は『007 慰めの報酬』のマーク・フォースター。

監督:マーク・フォースター
出演:ブラッド・ピット、ミレイユ・イーノス、アビゲイル・ハーグローヴ、スターリング・ジェリンズ

ワールド・ウォーZ (2013)のあらすじ

元国連捜査官のジェリー(ブラッド・ピット)はいつものように妻と2人の娘を車に乗せ家を出るが、街は異常な事態となっていた。世界規模で流行する謎のウイルスがついにアメリカにも迫ってきたのだ。避難場所を探す彼らは間一髪のところを救われるが、ホワイトハウスは混乱に陥っていた。国連の空母に避難したジェリーは事態収拾の大役を任される。

ワールド・ウォーZ (2013)のストーリー

フィラデルフィアに住む元国連職員ジェリー・レイン(ブラッド・ピット)は、妻カリン(ミレイユ・イーノス)と長女レイチェル(アビゲイル・ハーグローヴ)・次女コニー(スターリング・ジェリンズ)を学校に送るため自動車に乗っていたが、いつもとは様子の違う交通渋滞にはまってしまう。すると突如人々が車を放棄して逃げまどい始め、ただならぬ雰囲気を感じ取ったジェリーは同じように家族と共に逃れる。人間を狂暴化させる謎の疫病が世界各地で流行し始めており、フィラデルフィアの街はゾンビの大群に襲われていた。事態収拾のために国連事務次官から召集されたレインは疫病が蔓延する前に壁を築いたため感染者がいないというエルサレムへ向かう。しかし、避難民たちが使用したスピーカーの音に反応したゾンビが壁を乗り越えて街中まで押し寄せる。市民や兵士が次々に襲われる中、アルコール依存症の老人や伝染性疾患の少年、身体の欠損した傷痍軍人などがゾンビに無視され襲われずにいるのを目の当たりにしたレインは解決のヒントをつかむ。